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雲を見よう

空気が澄んで空が綺麗な季節が訪れました。
雲や夕日が美しく、思わず見とれてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

秋は空を覆う高気圧が大陸性のもの変わるため、空気中に含んでいる水蒸気の量が少なくなります。
そのため、秋の空は青さが濃く澄んで見えるのです。

ちなみに春の空も大陸性の高気圧に覆われるのですが、土や砂、花粉や黄砂が飛んでいるため
空気中にホコリが多く舞い、秋のような澄んだ空気にはなりません。
たしかに秋と春では空の印象が全く違いますよね。

空気が澄む秋は、空の高い場所にある雲(上層雲)が多く見られる季節でもあります。
最も高い場所で見えるのが「巻雲」(通称:すじ雲)。
秋を代表する雲で風が強い日に綺麗な形を描きます。

「巻雲」

巻積雲も上層雲の1つで高度5000m以上の所に見られる雲です。
白い小さな粒上の雲の塊が並んでいるのが印象的な形です。
雲の形が変わりやすいため、うろこ雲・いわし雲など様々な別名で呼ばれる事があります。
この雲を見ると、秋がきたなぁと実感する方も多いのではないでしょうか。

雲を観よう1

「巻積雲」

巻積雲がでたら3日以内に雨が降るとも言われています。

少し変わった雲ではレンズ雲(別名:つるし雲)があります。
レンズのような、円盤のような珍しい形が印象的です。
気候が温暖になり上空の風が強くなると言われています。

雲を観よう2

「レンズ雲」

波状雲は上空の空気の流れが早い時になどにできる雲です。
この雲がでると天気が回復するサインと言われています。

雲を観よう3

秋は空が澄んでいるので様々な雲が楽しめます。

外に出た際に顔を上げて空を眺めてはいかがでしょうか。
今日は雲の紹介でしたが、夜空の星や月もとても綺麗に見える季節です。

雲を観よう4