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梅雨の体

梅雨の体

梅雨の季節がやってきました。
例年だと関東はと7/21頃に梅雨明けを迎えるそうです(気象庁HPより)
そう思うとまだ少し梅雨明けまで期間がありますね。

この季節、なんとなく体調が優れない方も多いのではないでしょうか?
実はそれってとても自然なことなんです。

梅雨は日照時間が減るので、体内リズムが崩れやすくなります。
日光を浴びる事で生成されるホルモン、セロトニンの分泌が少なくなります。
すると日中のセロトニンの量に応じて生成されるメラトニン(別名:睡眠ホルモン)の分泌時間が
遅くなったり量が少なくなってしまい、なかなか寝付けないという事がおきるのです。

また気圧が低くなるため空気中の酸素が減ります。
気圧が低くなると内臓は膨張し、酸素を取り込もうと血管は拡張します。
すると神経やリンパを圧迫するので偏頭痛が起こったり(台風の前に偏頭痛が起きるのもこれが要因です)、
むくみや冷えが気になるようになるのです。

日照時間が少ないことの改善方法としては
・セロトニンを増やすトリプトファンを含む食品を摂るようにする
→大豆製品・乳製品・ナッツ・ゴマ・バナナ・アボカドなど
・リズム運動を取り入れる
→よく噛むこと(1回30~50回目標)やマッサージをするのもリズム運動に含まれます
など

気圧対策は
・セルフマッサージでむくみや冷えのケアを行う(ゆったりと入浴をするのもお勧めです)
・偏頭痛が起きた時は冷やす
など

できることから少しずつはじめてみてはいかがでしょうか♪

・・おわりに・・
雨の日は副交感神経(リラックスモード)が優位になり、行動もややゆっくり。
これも自然なことなので「わたし、怠けてるな」なんて思わなくて大丈夫です♪
「わたし、自然の流れに乗ってるな」です。

朝からシャキッとしたい雨の日はローズマリーやライムなどさっぱりとした精油の力を借りて
目を覚ますのもいいですね!

皆さまが心地よい梅雨を過ごされますように。